移動時HP回復はHPRほどではないですが、地味に強力なスキルです。その効果の詳細についてちょっと紹介。
まずはスキル説明より抜粋。
移動時HP回復を取った時と取らない時で、1時間の狩りでどの程度の差になるかというのを比較してみます。
上記の行動パターンが完全に継続すると仮定して、移動時HP回復を取っている時と取っていない時を比較すると、回復発動が以下のようになります。
行動パターン | 移動時HP回復あり | 移動時HP回復なし |
移動 | ・1回/6s自然回復 | − |
休憩 | ・1回/3s自然回復 ・1/10s回HPR | ・1回/3s自然回復 ・1/10s回HPR |
スクワット索敵 | ・1回/4s自然回復 | − |
HPR意識戦闘 | ・2回/10s自然回復 ・1回/10sHPR | ・2回/10s自然回復 ・1回/10sHPR |
続いて実際のステ例と比較してみます。(自然回復量:MHP/200 + VIT/5 HPR回復量:50+MHP/50)
行動パターン | 移動時HP回復あり | 移動時HP回復なし |
移動 | 600*34 = 20400 | 0 |
休憩 | 1200*34 + 360*179 = 105240 | 1200*34 + 360*179 = 105240 |
スクワット索敵 | 900*34 = 30600 | 0 |
HPR意識戦闘 | 720*34 + 360*179 = 88920 | 720*34 + 360*179 = 88920 |
行動パターン | 移動時HP回復あり | 移動時HP回復なし |
移動 | 600*48 = 28800 | 0 |
休憩 | 1200*48 + 360*226 = 138960 | 1200*48 + 360*226 = 138960 |
スクワット索敵 | 900*48 = 43200 | 0 |
HPR意識戦闘 | 720*48 + 360*226 = 115920 | 720*48 + 360*226 = 115920 |
例2の騎士で例えば1時間に「スクワット索敵」が20%含まれるとすると、43200*0.2=8640と言うことで、約白ポ10個分の差になります。
移動時HP回復よりは、どちらかと言うとHPRの素晴らしさを再認識というオチでしたが、スキルの説明だけでは「狩場までの移動時」にしか役に立たないイメージのある移動時HP回復は、実際には回復薬消費量をかなり抑える効果があります。
「HPRまで待っていると索敵効率が落ちる」SD4・亀地上、「SP回復のためのスクワット索敵による移動がメイン」の時計3等で移動時HP回復は絶大な効果を発揮します。反面、炭鉱・赤芋峠等でのAB維持は困難になります。
MHPが低く、また、敵のATK・Aspdも低めで95%回避が絶大な効果を誇るLv70-80程度では不要・あるいは邪魔とも言えるスキルですが、敵ATK・Aspdが高く、5%被弾を装備DEF・一定量の白ポ消費によって狩りを支えるLv85↑の高Lv時代には非常に価値の上がるスキルだと自分は評価してます。