「ドコモ」「iPhone」に関する3つの観点と日本人のエレクトロニクス妄執 - ReDo

2013年8月 6日

「ドコモ」「iPhone」に関する3つの観点と日本人のエレクトロニクス妄執

まとまってませんがドコモからiPhoneホントに出ちゃったら肴にできなくなってしまうので。

目次

【1. ドコモは別に傾いていない】
【2. キャリアは大丈夫、ケータイメーカはスマホ関係なくそもそもレッドオーシャンだった】
【3. 日本人はiPhone好きすぎる】
【4. じゃあiPhoneがドコモから出たらどうなるのよ】

以下、本文

【1. ドコモは別に傾いていない】

ドコモ早わかり講座
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/personal/quick/04.html
より、

営業利益
2009年度 8310億円
2010年度 8342億円
2011年度 8447億円
2012年度 8745億円
2013年度 8372億円

数字のマジックやらはあるのかもしれませんが、2008年にiPhone 3G、2009年にiPhone 3GS発売からもう数年経過して携帯業界(?)の風潮ではガンガンdcmがいじめられてる風に仕立てあげられていますが、どうもそうではないのでは、と。

どうですか?あなたの頭の中では「Softbank↑↑ KDDI↑ dcm↓」だったりしてませんでしたか?

【2. キャリアは大丈夫、ケータイメーカはスマホ関係なくそもそもレッドオーシャンだった】

A. エンドユーザ→キャリア
B. エンドユーザ→携帯メーカ

という金の流れを考えた際に、A.の流れはスマホ化のついでにARPUを上昇させることに成功していて、B.の流れはそもそもレッドオーシャンだったことを考えます。

MM総研
2009年度通期国内携帯電話端末出荷概況
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120100422500
より、

2012年度通期国内携帯電話端末出荷概況
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120130509600
より、

いわゆるスマホが出てから予測が持ち直してます。

つまり、スマホ以前の「ケータイ」の市場は、世間風潮として『今後もこんなもんだろう』だったのが、『いやいや、スマホはまだまだ話題のデバイスであり続けるだろう』になったのです。


単に「日本のエレクトロニクス」にお金をつぎ込んできた人が飽きてきて、別の国内外サービスやiPhone等(外国の)デバイスへ、投資先が移行した/グローバルになったってことで、元々携帯メーカはどん詰まりだったのではないでしょうか。


【3. 日本人はiPhone好きすぎる】

これは僕がAndroiderなせいもありますが、iPhoneというサービスにもうとび抜けた魅力は無いです。
※少し区別しておきたいのは、AppleとiOSとOS Xというエコシステム全体にはまだ十二分に魅力はあると思っています。ミクさん来るし。

Twitterや2ch等に多数生息する、「ぐぐり力のある高ITリテラシーネット依存患者」の俺らにとってはなおさらです。「Androidでいい」から「Androidがいい」になりつつあります。




これは2011年、それから2年経ちました。

culturejapan - Galaxy S3 レビュー
http://www.dannychoo.com/ja/post/26558/Galaxy+S3+%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC.html

東洋経済ONLINE - iPhoneが日本でシェアトップなワケ 日本人はアップルが大好き
http://toyokeizai.net/articles/-/13398

少し勇み足ですがぶちまけておくと、iPhoneは大部分の国産メーカのノートPCの様な、「結局シェアメジャーだけどちょっとダサい、融通の利かないデバイス」の位置づけに片足突っ込んでます。

Android特有の罠に目をつぶることになれてしまうと、iPhoneのフレンドリーさは邪魔でしかありません。その大事なUX積み上げ足場の歴史もiOS7で一部崩れ去ります。もういちど のぼってこれるかー?


【4. じゃあiPhoneがドコモから出たらどうなるのよ】

・iPhoneが欲しいドコモのガラケーユーザ
 → 機種変
・iPhoneが欲しいドコモのスマホユーザ
 → 機種変
・iPhoneが欲しい他キャリアのiPhoneユーザ
 → わざわざ乗り換えないよ!
・iPhoneが欲しい他キャリアのAndroidユーザ
 → iPhone欲しかったら自キャリアで買ってるわ!
・iPhoneが欲しい他キャリアのガラケーユーザ
 → そんな局地的なdcmのiPhone切望ユーザなんて数少ないよ!

・iPhoneがいらないドコモのガラケーユーザ
 → どうでもいい
・iPhoneがいらないドコモのスマホユーザ
 → ちょっと被害者になる可能性が。「新規でdcmに乗り換え!」の武器(CB)は減るんじゃないかと。

あれ、何も起きないですね?いえ、正確には何も起きない、ではなくて、今(作為的に)煽られてるdcmガーdcmガーの流れが緩和されるのは間違いないと思います。結局出ちゃったら「そうなんだー」でしかないでしょう。(中の人はそれなりに死ぬと思いますが...。)


ここまではキャリアとメーカの話で、さて、CPは。

...大歓迎ではないでしょうか。
だって労せずして人気機種の対応が自動的に済むんだもん。

・CPから見たiOS → すきすきあいしてる
・CPから見たTIZEN → 来んなガワだけHTML5
・CPから見たFirefoxOS → Androidと同じぐらいパワフルになってから来い、日本はケータイに5万払う国なんだ

ドコモは一丸となってエレクトロニクスの妄執を捨て去ってコンテンツ・サービスの世界に乗り換えるためにiPhoneを出すという手段を採らざるを得なくて、世界シェアトップのAndroid+単騎最大シェアのiPhoneのツートップで他OSが空振るというのが1年後あたりの日本のモバイルの未来なのでは、とエンジニアらしからぬ保守的な現実を期待しています。


デバイスやインフラは保守的でいいんですよ、そうすればドラスティックなサービスのグローバル化にエンドユーザとして楽しく注力できますし。

コメントする