2017年2月21日

2段階目以上の組織長は「同じ仕事をする仲間が隣に常に居る」問題

10年スパンといわずもっと短いスパンでも観測できそうですが、「同じ仕様のITシステムを構築するのにかかる時間」というのはなんかやたらめったら短縮されてしまいました。

プログラム開発によるITシステムを用いたサービスを実現するのに以下の3つの工程に強引にまとめて考えるとします。

1) 企てる →人間が相手
2) 作る →機械が相手
3) 試す →人間が相手

「2) 作る」という工程の中にも、機械が相手のものと人間が相手のものはあると思いますが、人間が相手のしくみは世界の歴史上、生産性向上がサチっていますが、機械が相手のしくみは生産性がまだまだ上がり続けています。

その結果、時間の短縮もありますが、体制がガンガンスリムになっている印象です。

<例>
10年前:システムの要素Aの機能αを3人で
5年前:システムの要素Aを機能α・β・γを1人1機能で
 最近:システムの要素Aを1人で
 今後:サービスのITシステム部は1人で

この一人(以下)ってのが強烈にリスクで、ちゃんとしたITエンジニアであればその危機感をトリガとして、「なるべく標準の技術で、ノウハウを共有して、薄く広くでも守備範囲を重複させて」といったリスク管理をすると思います。

さて、ちゃんとしていない「ふつうの」ITエンジニアだった際には、どうなるかというと、これがまぁ驚くほど「あるがままに降って湧いた技術を選択し、ノウハウは共有せず、特定顧客と仕事をしたことを価値と考える」モードになるんです...

僕『何の仕事してたの?』
*「○○(顧客名)の仕事をしてました」
僕『何をしてたの?』
*「XYZ(プロジェクト固有名詞)を触ってました」

こんな感じなので、「この技術は1人しか把握していない(他に居るのか居ないのか分からない)」状態が進んでおり、1段階目の上司は気づき始めている人が多いのですが(プロジェクトの合間にすぐ困りますからね)、どうも2段階目以降の組織長は「客は変わったけど仕事のやり方は変わってない」の範囲で済んでしまっているギャップを観測しています。

まぁホワイトですし、お金さえあればガチャは引けるわけで、なんとかなると思いますが、そこに面白さは感じません。
みんな同じ役割をこなすのは効率がよくないと思いますが、一緒の仕事(目標)をしてない人と同じとこに所属してもメリットは...

僕は
「新しいことがしたかった」
わけでも
「みんなと違うことがしたかった」
わけでも
「みんなに新しいことを教えたかった」
わけでもなくて
「みんなで同じことがしたかった」
んですが、主張や説得が下手だったのであまり理解してもらえなかった模様です。

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