2017年3月17日

仲間が見つからなかったポエム

日本という国で、保持されているEEZがどれだけ国に利益をあげているのか全く理解できてないけど数百億円かけられたことだけは知っています。そんな沖ノ鳥島ですが、「もしかして俺、なんか消えそうな沖ノ鳥島なの?」という気持ちになりそうなことがありましたようてんです。カウントダウンはそれなりに身を削りつつ順調です。

「あまりにインターネットと仲良くしようとしてない会社環境が限界」

というのが統括的な理由なのですが、もう少し噛み砕いて「仲間がまわりにいなさすぎて」という表現をすると、「増やしていけばいいじゃん」とか「ちゃんと増やす取り組みできてないだけでしょ?(さっさと昇格したら?)」とか「みんな仲間になりたいとは思ってるでしょ?」ってこのタイミングに限らず、めっちゃ言われ続けてきた気がするな、と。


新人研修の最中だったか、最初に配属された課の飲み会ぐらいの非常に大昔の話なんですが。

「家に帰ったら最初にパソコンとテレビの電源どっち先に入れる?」

って話になりまして、もちろん「パソコン」ってこたえたら「ようてんはそうだよねーw」って感じのコメントいただいたんですよ。
# 今現在、そもそもパソコンの電源を落としたりはしないし、スマホが代わってるし、僕は地デジがうつるテレビを持ってない、みたいな展開があるんですが。

これが一番最初に「あっ、もしかして僕みたいな種族この村に住んじゃいけなかったかな」って思ったタイミングでした。

それから長らく「パソコンやプログラミングはとくいだけど基本的には問題児のフレンズ」として暮らしていたわけですが、2005年以降あたりから、「たまたまのLinux」が来て、「モバイルがインターネット」になって「Androidとかでドーン」みたいな波に乗って、顔の広さを手に入れたんです。

それなりに必死に仲間を探しました。
賛同者は結構見つかりました。
「でっかい組織に必要な多様性という観点ではめっちゃ貴重」という感じの評価をしてくださる人も居ました。

GitHubアカウント持ってて、なんでもいいからコードを書いてますな人いないかな・・・ひとり辞めちゃった人が思い当たります。
休みの日もAndroidアプリを書いてて、Playとかで公開したりする人いないかな・・・むしろそれがトリガで同期が一人やめた覚えがあります。
勉強会とか発表とかコミュニティ運営とかがんばってる人いないかな・・・5人ぐらいはカウントできるかな、最近やってないっぽい人になっちゃったのもいるけど・・・他にもいらっしゃるかな。

blogとか、Qiitaとか、社内のWikiとか、どこか業務外でノウハウ残しながら、ドヤ顔しながら暮らしてる人いないかな・・・
若者「やれと言われればやりますけど・・・」
俺「ぐぬぬ」
これについては、今現在はカウントが0です。どなたかやってらっしゃるなら、がんばってください。

GCPやさくらのVPSをちょっと触ったぐらいでHerokuもAWS名前は知ってるだけ、ぐらいだったので、さすがに仕事でさわるのにこりゃまずい、とAWSにも手を出しました。
「タッチパネルと液晶とバッテリついてるAndroidつーLinuxがあるじゃないか」論により、RasPiだいっきらいマンだったのでかたくなに拒んできましたが、Arduinoは手を出してみたら楽しかったです。
VRは・・・お話には聞きますがせいぜい360度動画ぐらいですね。Unityは・・・3回ぐらいかすりました。エディタを起動する必要がある仕事はしたことがないです。

ソフトウェアでお仕事してて、隣のソフトウェアを試してみたくなったりしませんかね・・・?
流行りものが○○でできてるって聞いたら、気になりませんか・・・?
そうですか・・・なりませんか・・・。

まぁ、教え方、誘い方がよかったとは思えません。「俺ぐらいできないと話にならないけどな」と最初っから首を撥ねてしまったのかもしれません。誰かに何かを勧めて始めてもらった経験、あんまりありません。
gitだけはがんばった気がします。世間の必要性が勝手に後押ししてくれたとは思いますが。


ふむ、実は、「勝手に仲間の範囲をせばめてるだけ」な気もしてきました。
3ヶ月一緒にコード書いたら仲良くなれそうかも、何人かは同じ種族に変身してくれるかも、期待は持てそうです。
チャンスさえあれば・・・!

・・・ちゃんす・・・あったっけ?

3人が同じソースコードをレビューできるチームすらつくれる機会がありませんでした。
見積もりだけ、一人プロジェクト、サンプルだけ作ってサポート、二人プロジェクト、見積もりだけ、見積もりだけ、一人プロジェクト、兼務リーダだけ・・・
機会をつくれていない僕のリーダ力やマネジメント力、少ない機会を活かせない僕のヒューマンスキル()が圧倒的に不足している気配です。

そういえば、DroidKaigiのはぐれ2次会でシャープハッカソンの話とか久しぶりにしました。
へっぽこだったので早々に9patch編集するだけの人になりましたが、あれは食べてはいけない果実だった気がしますね。
同じ目的意識、価値観の人とチームを組む機会があれば、チームワークはそれなりに高速に出来上がるという経験でした。

んー、なるほど。なんとなく整理がついてきました。
「俺の仲間になれよ」がものすごく心理的に苦手っぽいです。
最初っから同じ言葉が喋れていれば、「あー、俺ら同類かも・・・」ってシンパシーいけそうです。

それでも、仲間が欲しいのであれば、他の種族の言語を勉強して話かけるしかありませんよね。
よし、じゃあ俺が種族を変えよう、と「あなたの言葉がんばって勉強しました、仲間にしてください!」
と、今の会社の他の方々に言いたい気持ちになるか・・・いやー・・・全くなりませんね。

まぁそもそも僕がそういう気持ちになったとしても、仲間に入れてもらえるのでしょうか。
年寄りですから、そういう機会、少しはあった気もします。

「そっちの方面の才能はようてんさんないでしょー」
「そうじゃないんじゃない?」
「んー、君にそれはどうかな」

思い返してみると、むしろ「お前仲間じゃねーし」ってめっちゃ言われてきた気がしてきましたね。


「両生類ぐらいにはなれると思ったけどやっぱ無理www呼吸できないし魚類は海に還りますwwwバイバーイwww」

これでいい気がしてました・・・ホント?

2017年3月 6日

良書という概念が理解できた時点で勝ち

books.jpg

「○○に読んで欲しい良書N選」みたいな話が定期的に世の中には流れてきますが、そもそも「良書」というものがどういう概念なのか、そのメリットを体得していないとそういうN選情報って有効に使えないな、って思います。

絵本でも、マンガでも、ラノベでも、音楽でも、アニメでも、「良いメディアを人に紹介される/人に紹介する」経験を積んで、良コンテンツとして認識する練習をしておく必要があって、「良書とは、良書というものがどういう概念なのか理解できるようになるスキル習得率が高い書物」みたいな再帰的なものを感じます。

さて、載せた写真は「もうそろそろ家に持ち帰り始めないとまずいやつ一式」ですが、色々な本を持ってきたり貸したりした感想を3つほど。


1. 積極的に貸しても、メリットは薄い


主体的/受動的、貸す/借りるという2要素の組み合わせのうち、「価値があったな」と感じる順に並べると、不等号は以下の様なイメージです。

「主体的に借りる」>「受動的に借りる」>>>「主体的に貸す」>「受動的に貸す」


以前書いた情報共有の話と似ているんですが、積極的に情報を収集するアンテナが育っていないと砂漠に水をやるようなもので、「新聞くらい読んでおけ」が概ねのシーンで役に立たないのも同じ話だと思います。

反対に、人が良書だと評価したものを借りる・後で買うのはかなり価値が高いです。自分で良書を探すのではなくて、積極的に人から良書を紹介してもらいましょう。アニメやゲームを紹介されて人生が豊かになるやつです。


2. 本がずらっと並んでいると、本人の価値観だけが増幅されて、他の人との認識の差が大きくなる

このずらっと並んでいる写真を見ると、僕本人はそれなりにテンションが上がるんですが、自分の中で既に積んでいる良書体験を思い出して幸福感が生まれる回路が働いてしまうだけで、この本棚を見たほかの人の評価が連鎖して上がるわけでは決してないということです。

あまり気にしないようにしてきましたが、これに対して「うわっ」「全部ようてんさんのですか」みたいな感想が多かったですね。もっと酷い人は「私物のゴミを会社に保管するなよ」みたいな感じのコメントをしてきます。


3. それでも、効率アップには貢献してくれたと思っている

それでも、「顔をつきあわせて2時間×10回」みたいな話をある程度代替できるのが書籍の備蓄・貸与のいいところだと思っています。

特にノンデザイナーズデザインブック、リーダブルコード、yanzm本3冊セットは「あまり本を読みなれていない人にも押し付けてメリットが発生しやすい」運用コストの低い良書だと思っています。僕が本を押し付けた何人かの人が、「良書」の概念を理解するきっかけになっていればいいのですが。

2017年3月 1日

SAO劇場版オーディナル・スケールの感想脳内垂れ流し(※ネタバレ注意)

以下、ネタバレ

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