2018年10月14日

技術書典5 サークルレポ

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技術書典5、おつかれさまでした。当サークルのスペースに遊びにきていただいた方、購入いただいた方、ありがとうございました。

ありまして、「今回は原稿落とすかなー」とか考えたこともあったのですが、なんとかなりました。

2,3,4に続いて5もサークル参加して、「VRコンテンツのつくりかた4」というARKit Face Tracking本を頒布しました。

○当日の話

・B5オフセット表紙フルカラーのP.24 新刊1種、500円で頒布。旧刊なし。
・持ち込み96 - 手元2残し = 頒布94(完売)
・かんたん後払い利用者は19名、前回に引き続き便利に利用させていただきました。

今回からUDXからサンシャインに変わったのですが、島中は平和でした。通路が広くなったのでだいぶ人間らしさが増しましたね。(「あ」はつらそうでしたが・・・)
それと、XRジャンルにちょっと出展が増えた気がするのがよかったです。

写真の通り、デモをずっと展示していたのですが、トラッキングされてるのが自分の顔だと気づかない人が結構多くて、展示内容そのもののわかりづらさ(さりげなさ)もあるけど、机の上に置いてあって覗き込まないと動かないという、角度がちょっと厳しかったように思えました。これはスマホスタンドに加えて三脚もっていけば解決した話かも。

○本の中身の話

申し込んだ際にはVTuber話の続きとか、Mirage SoloとかOcuGoとか、半年分色々あったことを書こうと思ったのですが、時流もあってiPhone Xに振ってみました。

話としては実のところ、@noshipu氏のメモとか

Unity ARKit PluginのFace Trackingを使ってみる - のしメモ アプリ開発ブログ
http://www.noshimemo.com/entry/2017/12/01/000000

某友人F氏こと@ikko氏のこのツイートとか

あたりで「That's all」の話ではあるのですが、この半年で「BlendShapeの揃った3Dモデル事情」というのもずいぶん変わったので、改めてまとめてみました。

本の中身に直接関係なくて、ポエム成分が上がってしまうのでとくにとりあげなかったのですが、「スマホでもなんとかできる範囲が広がっている」ことと、「ライセンスドなモーションデータがなくともコンテンツが作れる」という2点が主張したかったポイントになります。キャプチャしたモーションデータを独立して扱って、VRまで持っていけなかった残念、みたいな話です。


○PDFとリポジトリ公開の話

恒例の話になってきたので色々迷ったりしなくなってきました。
今回もPDFとRe:VIEWソースコード一式、アプリソースコード一式を以下のパスで公開しています。
当日いらっしゃらなかったとか、売り切れて買えなかったとか、買わなかったけど読んでみたいという方はぜひどうぞ。

技術書典5で頒布した「VRコンテンツのつくりかた4」のRe:VIEWプロジェクト一式 #技術書典
https://github.com/youten/howto-create-vr-contents4

iPhone X Face Tracking Character Avatar App with UniVRM
https://github.com/youten/YXAvatar

2018年7月22日

VTuberワークショップで アバターシステムUnity講座らしきものをしてきました #vtuberjustdoit

【緊急開催】アナタもなろう! 今日から始めるVTuberワークショップ #01(PANORA×デジタルハリウッド大学大学院) | Peatix
https://vtuberjustdoit.peatix.com/

上記イベントにて、「【その2】Unityで始めてみよう!キャラをVRで動かすはじめの一歩」というワークショップの講師(?)をしてきました。主催側機材・環境のギリギリまでの調達に加え、@nowspring, @_karukaru_, @inuchin, @ayr_suzuの4名のTAとしての協力がなかったらもっと大変なことになっていたと思います。参加者の方々含めご協力ありがとうございました。

○資料の話

かなりわかりづらく申し訳なかったのですが、ワークショップ内で利用したものは以下の通りで、全て公開情報です。

1. ワークショップ資料+α(PDF)
https://www.dropbox.com/s/7hsj8tnm4kl9gdz/whyvtuber.pdf?dl=0

2. ワークショップ補足資料(過去作成した同人誌のPDF)
https://github.com/youten/howto-create-vr-contents3

3. YVTuber 40e287dd7b681de21b114687deb5af86bdda2f4d
https://github.com/youten/YVTuber

4. UniVRM v0.40
https://github.com/dwango/UniVRM/releases

5. ニコニ立体
「ニコニ立体ちゃん」 / ニコニ立体 さんの作品 - ニコニ立体
http://3d.nicovideo.jp/works/td14712

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VTuberに使われていそうなアバターシステム一覧(2018.08)

利用方法が公になっているアバターシステムを登場順に並べてみました。
どの時点を「登場」とするのか難しいものがありますがそのあたりは許容ねがいます。

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2018年5月30日

#OculusGo と #MirageSolo を比較するフリしてダシにして好きに書いてみる

桜花さんのこれが面白かったので、カウンターというか、いちゃもんをつけようと思ってあれこれ書いてみました。

VR界隈の人たちは、実は本音として、「細かく説明するのが面倒なのでOculus Goはいいぞって」みんな思ってます。きっと僕がこのエントリに書いた10倍ぐらいアレコレ考えた上で、「Oculus Goはいいぞ」って言ってます。ナイショですよ。

○まとめ

あれこれ書いてたのですが先にまとめてしまいました。

○前提

僕はソフトウェア開発者で(今は無職ですが)、Androidが好きでして、どちらかというとDaydream陣営推しです。
現代のVRはOculus Rift DK2/Cardboardの2014年ごろから楽しんでいますが、「コンテンツの作り方やエコシステムを勉強する」というコンテンツにたいそうハマっており、とくにゲーム等の成果物はありません。

では、以下にもう少しgdgd書いたものを続けます。

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2018年5月20日

Mirage SoloとOculus GoのFAQ(Frequently Answered Questions)

だいたいみんな同じところに不満をもったりつまづいたりしているので、FAQを作ってみることにしました。
指摘や追加の質問があればいただけると幸いです。


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2018年5月19日

DMM VRで10本ほど買ってOculus Goで見た感想

色々話題ですが、「普段からVR動画を見ている人」のコメントが相対的に少ないと思ったので書いておきます。

○結論

以前よりは地雷が減りました。アプリの出来にはかなり不満がありますが、「ストリーミング再生が問題ない」という一点で及第だと思います。

○DMM VRの良い点

・ラインナップが豊富

そもそもAV業界はだいぶ二次元オタにすり寄ってる印象で(そもそも関係者がオタ化した?)、「やたらと積極的な同級生や同僚」「無敵に能力を手に入れたら好きなことがやり放題」みたいな10年前のスタンダードが揃いつつあります。
ただし、伊○ライフ的なというとわかりやすいと思うのですが「とにかく許される」「バブみ」「淫乱ではなくてHが大好き」というラインにはまだ到達してなくて5年ぐらい待たないといけないかもしれません。「弱みを握って好き放題する」みたいなのを買ってしまうと気持ちがつらいです。

・ストリーミングが安定している

再生開始に30秒待つとか、シークができないとか、シークしたら一定確率でクラッシュするなどがほとんどありません。それだけで許してやろうという気持ちになります。

○DMM VRの悪い点と回避方法

・アプリの完成度が低い

HMD正面リセットと視点の上下回転は欲しいですね。正面リセットはHomeに戻ってやればいいので操作感の悪くないOculus Goではさほど困らないのですが、視点の上下回転はカメラ配置のミスをごまかせる唯一の手段なので実装するだけで動画の価値があがる神機能です。実装していないのは大変もったいない。

アプリについてはSexLikeRealのDaydream版(redditへのリンクですので直接的には危ない画像はでてきません、その先を進む際にはご注意を)が個人的には最高です。
UIもユーザコンテンツ管理まわりもWebと同様にできる、ストリーミング安定、無料で閲覧できるのに最高画質(ただし尺が短いケースが多い)があってきちんと試せる、とDRMを強制するならこれぐらいまではがんばってほしいなと思ってしまいます。

・解像度が低い動画が紛れている

とにかく新しいのが正義です。できれば2018年以降に限るべきで、それと古い動画のベストコンピは低解像度で無駄です。
セール品のベストコンピはともかく、無料サンプルで解像度を落とすのは悪手だと思うのですが平気で紛れています。

・出来が悪いのを避けるのにレビューに頼るしかない

非立体のサンプル画像で動画の出来は絶対わかりません。パケ写ぐらい詐欺材料だと考えてください。
結局のところ30個も買ってない僕が言うのもなんですが、「レビューで☆1,2が複数ついてるのは怖くて買えない」です。

以下、余談です。

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2018年5月11日

Win10でUnity 2017.4.1f1(OculusGo推奨ver.)向けAndroid SDK環境構築の話

「なんとなく最新のAndroid Studioを入れて、対応している古いSDK toolsで差し替える」でない方法を試しました。

0. Unity2017.4.1f1はUnity LTS Releaseよりインストーラをダウンロード
https://unity3d.com/jp/unity/qa/lts-releases
1. Java8の最新をインストール(Java SE Development Kit 8u172)
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.html
2. 環境変数JAVA_HOMEにJDK 8u172のインストールパスを指定

★作戦A:最小限のコンポーネントをsdkmanagerコマンドラインツールでダウンロードする
3. Android Studioダウンロードページから「Command line tools only」のsdk-tools-*.zipをダウンロードする
https://developer.android.com/studio/?hl=ja
4. C:\android\android-sdk\tools\に展開
5. SDK toolsのbin配下のsdkmanagerでコンポーネントをダウンロードする。
具体的にはコマンドプロンプトから以下の様に3つのコンポーネントを指定する。
C:\android\android-sdk\tools\bin\sdkmanager.bat "platform-tools" "platforms;android-26" "build-tools;26.0.3"
6. UnityからEdit>Preference>External ToolsでAndroid SDKとJDKのパスを指定する
7. 環境変数PathにC:\android\android-sdk\platform-tools\を追加しておくとadbコマンドへのパスが通るので便利

★作戦B:コマンドプロンプトを絶対に使わずにチャレンジする
3. Android Studio(Android SDK込み)をインストール
https://developer.android.com/studio/?hl=ja

(※注記)Oculus Go向けの場合には、現行最新のAndroid Studio(インストーラ:android-studio-ide-173.4720617-windows.exe)に含まれるSDKコンポーネントに何も追加する必要がありません。Android 7.1.1(Nougat)API Level 25のみで良いです。ただし、Mirage Solo/Daydream向けには現状targetSdkVersionがAndroid 8.0(Oreo)API Level 26になっていますので、こちらのコンポーネントだけは追加ダウンロードしておくとどちらでもビルドできてよいかもしれません。

4. SDK toolsが新しすぎてビルドに失敗するので古いSDK toolsで差し替える
https://dl.google.com/android/repository/tools_r25.2.5-windows.zip
と、逃げ切れるとのことです。

(※注記)こちらですが、手元のWin10 PCでは「ビルドに失敗する」現象を再現できませんでした。失敗した際に試すとうまくいくかも、ぐらいのニュアンスで試行いただけると幸いです。

2018年4月23日

技術書典4 サークル参加レポ #技術書典

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技術書典4、おつかれさまでした。当サークルのスペースに遊びにきていただいた方、書籍を手にとっていただいた方、スタッフ他関係者のみなさま、ありがとうございました。

youtenはサークル参加して、「VRコンテンツのつくりかた3」というバーチャルYouTuber本を頒布してきました。
頒布した本の内容については先日のエントリを参照願います。

○当日の話

・B5オフセット表紙フルカラーのP.52 新刊1種、500円で頒布。旧刊なし。
・持ち込み112 - 見本1 - その他1 = 頒布110(完売)
・完売したのでCOMIC ZINさんへの持ち込みはなし(ご挨拶にきていただいたのにすいません)
・かんたん後払い利用者は20名、前回に引き続き便利に利用させていただきました。
・参加者の練度が増したのか500円玉所持者の割合が増え、今回は500円玉が+20枚でフィニッシュ

晴天で大盛況の中、大手スペースの多い外周ではなく島中配置だったため、ちょうどいい気温でうちわの出番がないぐらいでめっちゃ快適でした。

13:15ごろ、今回はじめて完売しました。

最終被チェック数は114で、そもそも頒布予定数より多くて供給が間に合ってないじゃないかヒィすいませんという気配なのですが、来場者数に比例した気配です。
完売後も見本のみ配置でスペースにはおりまして、PDF公開予定についての説明などをしました。

○制作の話

前回・前々回と同じく日光企画さんにRe:VIEWで作ったPDFと、「72dpiで解像度だけ高い表紙用PNG」を用意して、「DPI変更はお願いします、背表紙は背景色でのばしてください、(RGBなので)色変化はとくに気にしません」というアレなお願いの上、Web入稿で済ませました。毎度ありがとうございます。

さて、原稿の中身ですが、今回はバーチャルYouTuber話です。
元々サークル申し込みした時点ではバーチャルYouTuber話と、あとはDaydream standaloneが間に合うかな?と思ったのですが、バーチャルYouTuber話1本で、PC VRになりました。

前半が「VTuberで使われている技術」です。
こちらは2,3日に一回新しい話が出て来るので、締め切り直前までゴリゴリ追記しました。

・CGWORLD5月号がまにあったので、UEのくだりに追記ができました
・パペ文字, ホロライブはもちろん入れました、バーチャルキャストも追記しました
・と思っていたらVRMもきたのでdoc読みエントリとは別の話を追記しました。

後半が「実際にOSSでVTuberを組み立ててみた」という話です。
本文中にも色々言い訳をしていますが、「Unityに慣れた人であれば、インターネット上の情報を集めて、組み立てて自分だけのバーチャルYouTuberシステムを組み立てられるだろう」とは思っています。
そのあたりを、もしかしたら「あまりUnityには慣れていないんだけどPC VRシステムだけはあるのでVTuberシステムを触ってみたい」というニーズもあるかもしれない、と「GitHubからcloneしてプロジェクトを開くと、何も追加作業をせずにUnityエディタで動かすことができる」ことを目指して組んでみました。

決して難しいものを組み立てているつもりはなかったのですが、Unity力が足りなすぎてOVRLipSyncなど色々地雷を踏みました。楽しかったです。

○PDFとリポジトリ公開の話

今回、実のところ「PDFを(無料で)後ほど公開予定です!」というのを現地であまりきちんと説明できていなかったため、即時公開はどうしようかちょっと迷いました。
が、リポジトリのソースコードを開くことが前提の後半も、URLの参照をつけまくりの前半も、アナログで読むには厳しい体験の気配がぷんぷんしてしまっています。

そんなわけで今回も以下のURLでPDFとRe:VIEWファイル一式リポジトリを公開しております。

youten/howto-create-vr-contents3: 技術書典4で頒布した「VRコンテンツのつくりかた3」のRe:VIEWプロジェクト一式 #技術書典
https://github.com/youten/howto-create-vr-contents3

電子版で読みたい方、売り切れで買えなかった方、現地行けなくて買えるルートがない方、まぁ公開されているなら読んでみようかという方、ぜひ読んでやってください。(あとおかしなこと書いてたらツッコミ等いただけるとたすかります・・・)

2018年4月17日

VR向け3Dアバター新フォーマット「VRM」発表、ドキュメントひととおり読んでみた話

スクリーンショット 2018-04-17 10.38.14.png

dwangoが、VR向け3Dアバター新フォーマットの「VRM」を発表しました。
ドキュメントを一通り読んでUnityでセットアップして手元のモデルをニコニ立体へのアップロードまで試してみたので、つらつらとその内容、読み取ったことを述べたいと思います。

VRM - dwango on GitHub
https://dwango.github.io/vrm/

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2018年4月16日

技術書典4 れいぞうこのドア く17にて「VRコンテンツのつくりかた3 Hello, VTuber World!」という本を頒布します。 #技術書典 #VTuber

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今週末の2018/4/22(日)に、秋葉原UDX アキバ・スクエアで開催される技術書典4にて、「VRコンテンツのつくりかた3 Hello, VTuber World!」という本を頒布します。
1冊500円です。本文50ページぐらいです。

サークル名は「れいぞうこのドア」、スペースは「く17」です。
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目次は以下の通りで、前半はバーチャルYouTuberに使われている技術や、関連するアプリ・サービスの話です。
後半は実際にVTuberシステムを作ってみて、すでにGitHubで一式を公開しているYVTuberの話です。

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以下、適当に内容を抜粋したものです。

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今回も改稿タイミングに、PDFとRe:VIEWのファイル一式をGitHubで公開予定です。ご了承ねがいます。

VRコンテンツのつくりかた3
https://github.com/youten/howto-create-vr-contents3

それでは、日曜日に皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!

2018年4月 3日

バーチャルYouTuberの略称「VTuber」はいつ生まれたのか調べてみた【"Vチューバー"表記は2017/10/9、複数発祥の気配】

Twitter, Google Trend, 2ch/5chログ, ニコニコ大百科, ピクシブ百科辞典, PANORA, Mogura VRで調べてみました。
(2018/04/05追記・修正)VTuberとしてはさはなちゃんが使い始めたのが12/22あたり、「Vチューバー」表記が先との情報をいただいたので修正しました。


○Twitter
「Vチューバー」で2017/10/9、「Vtuber」で2017/12/21の模様です。略称としてはシンプルなため、このあたりに同時発祥したのではないかと思われます。


以下、他思いつくままに調べてみたメモです。

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2018年3月23日

【YouTube】 #VR180 のメタデータを非公式ツールで付与してみたけど良さそう

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※VR180はブラウザで再生しても固定アングルになってしまうため、各アプリでVRモードにて閲覧願います:)

YouTubeのVR180フォーマットですが、ちらほらYouTubeにアップロードされてる方がいらっしゃったので、どういうことかと調べてみたところcry2氏の【VR 180 MMD】水着デフォ子_PiNK CAT【Unity】の概要欄に非公式metadata付与pythonスクリプトが公開されているという情報を発見しました。

詳しくはリポジトリを見れば分かるのですが、Google提唱のSpherical Video V2フォーマットにVR180に該当するのが含まれてるようで、本リポジトリのツールをベースにVR180に対応したforkを使ったらさっくりいけました、という話です。

以下、MacでAnaconda経由での作業メモです。

$ git clone https://github.com/Vargol/spatial-media
$ cd spatial-media

$ python --version
Python 3.5.2 :: Anaconda 4.2.0 (x86_64)
; python 3ではどうもうまくいかなかったので、anacondaでpython2.7環境を作成
$ conda create --name py27 python=2.7 anaconda
$ source activate py27
$ python --version
Python 2.7.13 :: Anaconda 4.4.0 (x86_64)

$ python spatialmedia -i -s left-right -m equirectangular suzuyakai2.mp4 suzuyakai2_injected.mp4

手元にあったVR180ソース、side-by-sideな動画がちょっと解像度が低め(3200x1600)のものだけだったので今回はこれをアップロードしてみたのですが、YouTubeのStereo-Equiが8192x8192までいけるので、そこから換算して8192x4096とか、5120x2560あたりが良いのかな、と思います。

2018年3月 3日

「プレスで参加したいと言ったらいつのまにか運営手伝いをしてたのじゃー」第1回VTuberハッカソンの話

関係各位みなさま、「第1回 VTuberハッカソン」、大変おつかれさまでした。エントリタイトルで概ね全てなのですが、2日間、寝袋持参でがっつり参加してきたのですが、立場が謎なことになってしまったので、言い訳という名の経緯や、思うことを記載しておきたいと思います。

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2018年1月15日

2017年に楽しんだコンテンツ紹介 VR編

あんまりやってないのでVR関連ガジェットも含めることにします、中身が薄くてすいません。
オススメ度を★から★★★で示そうと思って途中まで書いたのですが、意外と数が多くだらだらと間延びしてしまいそうだったので、オススメ度が★★以上のもののみ残っています。

◯ガジェット・ハード編

・GearVRコントローラ(オススメ度:★★)
Daydream Viewに追従する形で、Gear VRにもコントローラが来ました。GalaxyをS6を最後にそれ以降買っていないこともあり、充電しながらのとりまわしの観点でDaydream派に鞍替えしてしまったのであまり長くは触っていません。

使い勝手としてはDaydream Viewのと同等で、登場以降は標準装備のようになったのでどちらも同じ感覚で使えると思われます。登場時点ではアームモデルのエミュレーションによる腕の姿勢の追従度がDaydreamに比較して若干悪く、腕を模すというよりは体の正面でコントローラを制御してやる度が高かったのですが、最近はどうでしょうか?

・Daydream View(第二世代)(オススメ度:★★★)
やっと日本でも正式に発売され、コントローラの技適()問題がクリアされました。とくに特殊加工のフレネルレンズのできがよく、第一世代と比較してきっちりと視野角が広がって他HMDと同等になっているのが素晴らしいです。

12,000円はできれば9,800円であってほしかったのですが、対応Androidデバイスをもっているのであれば大変オススメです。
ただし、S8+Gear VR環境を持っている人がわざわざ鞍替えするほどのプラットフォームでは現時点ではないように思えます。


◯施設編

VR PARK TOKYO(オススメ度:★★)
渋谷店に4月頭に行ってきました。サークル オブ セイバーズとソロモン・カーペット(のメカ)が目的でしたが、野球(対戦!ハチャメチャスタジアムVR)と360度シューティング(ようこそ・パニック・マンションへ)もフツーに面白く、時間めいっぱい楽しめました。

伝説のハッピーおしゃれタイムが稼働したのでもう一度行ってみたいような、DCEXPOでやったから満足している点もあるような・・・(いろいろ変わってそうではありますが)

VR ZONE SHINJUKU(オススメ度:★★★)
まぁ説明はもういいですよね。物理的に制限が無いのであればぜひ一度は行っとけ、のアミューズメントVRの雄、VR ZONEです。マリカー・釣り・ハネチャリがやっぱりよかったです。


◯コンテンツ編

・PSVR:Joshua Bell VR Experience(オススメ度:★★★)
多視点撮影と3Dモデル化とビルボード(ハリボテ)表現を高い技術レベルで組み合わせたポジトラがゴリゴリ効く映像コンテンツです。最高。あーもう映像コンテンツはやくこれで全部つくってください。

・PSVR:Littlstar VR Cinema(オススメ度:★★)
ストリーミング再生だとコンテンツの増えて来たYouTubeに一歩劣ってしまうのですが、ある時USBメモリ・SDカード上の外部コンテンツの再生に対応して神アプリになりました。手元に非DRMなステレオEquiの動画資産がそれなりにある方にはオススメです。

とは言うもののPSVRとしての利点はEquiを投影した天球内での擬似ポジトラぐらいで、解像度比較もあって「Daydreamでいいや、とりまわしちょっと面倒だし」という位置づけに落ち着いてしまいました。

・PSVR:V!勇者のくせになまいきだR(オススメ度:★★)
箱庭3D見下ろし型タワーディフェンスとしての出来はよく、小清水亜美のムスメちゃんがかわいいのですがそれ以上ではない感じです。

ゲーム部分がゴリ押しじゃない感じであればよかったのですが、結局エレメント系が最強で、「直接有効なところに吸い込んで運ぶ」操作をなるべくすばやくやるだけの訓練ゲームでしかないのが惜しかったので★★にとどめています。

・Daydream:YouTube(オススメ度:★★★)
結局のところ現時点でDaydreamのキラーアプリはYouTubeだと思っています。
Cardboard時代からYouTubeの閲覧はできたわけですが、2017年、この体験は3つの観点で進化しました。

1. Daydreamコントローラでのポインタ操作、ソフトウェアキーボードIMEによるキーワード入力に対応した。
2. YouTubeの「360度」「3D(ステレオ)」絞り込みがまともに機能するようになった
3. やっと360度ステレオなVR MMD動画が増えてきた

(2017年の話というより2016年から投稿されていますが)BONBONBENZAKABA氏の動画他を見て幸せになりましょう。

・Gear VR:Innocent Forest(オススメ度:★★)
VR HMDでも文字が問題なく読み進められるぞおお、というInnocent Forestです。
★★が3つに出来ないのはまだ2ndを読み切ってないのと、僕こういうはっきりしない系の話(あと何話続くのかわかりやすくないの)あんまり好きじゃないんですごめんなさい・・・orz

紙の書籍に対して、ゲーム・ディスプレイインタフェースによる「ビジュアルノベル」が弟切草によって定義されたように、たぶんいろいろな形の「VRを利用したノベル」が多数でてきていんじゃないですかね、雨後のタケノコのようにニョキニョキしてくるのを待っているのですがこなーい。いやコストはわかるのですがこなーい。嗚呼。

・SteamVR:Project LUX(オススメ度:★★)
VR長尺アニメとしてまだ現時点でも唯一でしょうか?
シェーダなのかライティングなのか、妙なところが明るいのは気になるのですが、シナリオとしてはよくありそうな感じによくなさそうな+αでよかったです。
最後の選択肢はトゥルーを最初に選んでしまうとちょっともったいないので、強制バッドエンド後にヒントが出てくるよくあるやつとか入れたらよかったかなとか思っています。

・SteamVR:ぎゃるがんVR(オススメ度:★★★)
エロじゃなくてエッチでフェチなラインのゲームとして最高峰です。カスメはお人形遊びとして本質的すぎて、VRカノジョはパーティーゲームの中、ぎゃるがんVRは良質なVRギャルゲーです。

このゲームの素敵なところは「コントローラに慣れてさえいればまず死ぬことがない低難易度バカゲー」という入り口の遊び方と、全キャラのパンツを撮影するという実績解除にチャレンジしようとした途端「当初の目的を完全に無視してとにかくパンツが撮影可能なアングルに手を伸ばすシュールなフェチゲー」に変貌するのが最高です。
あとどこかで見た気がしますが踏みにくるモードはもっとイヤそうに踏んで欲しかったと思います。

・SteamVR:Hop Step Sing! 気ままに☆サマーバケーション(オススメ度:★★)
単純に新しい曲の方がVRとして良いです。曲とキャラがかわいいのは1曲目からあまり変わっていないのですが、物語のわかりやすさが気ままにサマーバケーションがダントツなので。
ただ、「おっさんがこんな仲良くからまれるはずないだろ、そういう有料裏サロンのVRですか?」みたいな後ろめたい感じになるのでできれば学生とか若いうちにやってみたかったですね。

・Cardboard:オルタナティブガールズ(オススメ度:★★)
VR対応モードのあるスマホゲーだと今でも先頭を突っ走ってるのではないでしょうか。ちゃんとspatialに対応したライブモードがたいへんオススメです。
あと個人的に「エポックメイキングだけど一種のクソ状態の山を築き上げることになったCardboard」に対する妄執をばっさりと斬ってくれたので大変ありがたい気持ちになったコンテンツでもあります。

そのあたり私情を込めまくったエントリをUniteのレポートで書いたのでそのへんについてはそちらを参照願います:)
すべてはVRで美少女をかわいく魅せるために 「オルタナティブガールズ」の技法と情熱【Unite】

ラブプラスEVERYには最低でもオルガル級、できればDaydream/GearVR対応等+αでがっつりと超えていってほしいなと思っています。

2017年10月23日

技術書典3 サークル参加レポ #技術書典

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技術書典3、おつかれさまでした。当サークルに遊びにきていただいた方、書籍を手にとっていただいた方、スタッフ他関係者のみなさま、ありがとうございました。

サークル参加して、「VRコンテンツのつくりかた2」というDaydream本を頒布してきました。
頒布した本の内容についてはは先日のエントリを参照願います。

○当日の話

以下、つらつらと。

・B5オフセット表紙フルカラーのP.44 新刊1種、旧刊なし、1冊500円で頒布。
・持ち込み113 - 提出見本1 - 展示見本1 - 残り25 = 頒布86(のはず)
・前回に引き続き、残りのうち10部(+1部見本)をCOMIC ZINさんの委託に預けました。
・かんたん後払いは10人と少し、アプリの使い勝手はよく、特にシェアコードのEmojiは良いなと思いました。
・BOBOVR Z5とDaydreamをスペース埋めに展示、Daydreamの紹介の意味で10人程度の方に体験してもらいました。
・かんたん後払いも効果もあるのか、1000円札支払いと500円玉支払いが見事に釣り合い、手持ちの500円玉数にほぼ変化なし。
・今回は100円玉ケースも用意したのでサイフがカタカタジャラジャラすることなく、良い感じでした。

台風という悪天候でしたが、島中の自スペースは何も不自由なく。寒いかと思いきや人がいっぱいで湿度が高く暑いぐらいで。
途中から冷房が効いてきて涼しいのとちょっと蒸してきたのをシーソーしつつ、全体的には1日快適にすごすことができました。

前回ははっきりと初心者ターゲットの本だったのですが、今回は1冊まるまるDaydreamという、特化したプラットフォームの話です。
最後まで見本誌をじっくり確認された上で「iPhoneは対応してませんか?」「残念ながらAndroid限定です」みたいなやりとりも数度ありましたが、Daydreamの知名度をあげる意味では目的は達成できたかなと思っています。


○制作の話

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もう少し時間をかけるつもりだったんですが、9月に風邪を引いたりお腹を壊したりみたいなのもあって、時間があった割にはちっとも計画的にできず、結果前回と同じぐらいの慌てながらの締め切り駆動執筆になってしまいました。

制作方法は、技術書典2の前回と同じ方式で、Re:VIEW+日光企画さんのWeb入稿で。2回目ということもあり、前回以上にスピーディで簡潔なやりとりでさっくりと本ができました。


○原価とか残りの話

今回は44ページ100部発注で、印刷費が約44000円+サークル参加費が7000円の計51000円なので、100部500円設定は実は単純計算では赤字の計画です。電子版を用意するのではなく、GitHubにRe:VIEW一式を公開しています。

これは、基本的に僕の本は「利益を出す商業本」「対価を得る同人誌」の流れではなく、「SNSやblogやGitHubに好きなことを置いてくる」スタイルの延長戦として、アナログのおまけグッズという感覚で作っています。

そのため買う側の観点で、「レアテーマの話がまとまって本の形になってるなら払ってもいいかな」感覚で価格を決めていますし、売る側の観点では「普段しないオフセ本頒布するという面白い体験がそれなりの原価で楽しめるならいいかな」感覚で価格を決めています。

あまり考えてないともいいます。

standaloneの続報まだかなー。