概要
2023.08.27(日)-2023.08.29(火)で青森旅行に行ってきました。いろいろあったので旅行記を残しておくことにします。
- 1日目:東京🚅→八戸🚗→大間崎→薬研温泉→恐山→大湊
- 2日目:大湊→十和田→竜飛崎→十三湖→弘前
- 3日目:弘前→十和田湖→酸ヶ湯温泉→新青森🚅→東京
Why青森
ようてんは旅行(国内)が好きで、基本的に地図的に行ってないところを埋めるスタイルを好んでいるのですが、本州北端を制覇したいなと思いました。
あと日本三大霊場である「あの世に一番近い場所」恐山にも行ってみたいと思ってました。神社仏閣好きです。マンキンも好きです。
先に反省
うまくいったので次もやろう
- 交通手段と宿さえ確保できればあとはスマホがなんとかしてくれる。
- 山道が旅程に含まれるよりは軽より上のグレードが勝利。運転アシスト系機能も地味に疲労軽減に効くの良い選択でした。
- 夏場の長時間運転は右腕が焼けるので日焼け止め必須。
- 買い換えたモバイルバッテリーのもちがよかった、毎日使ってるわけではなくとも3年ぐらいでは買い換えるべき。
問題点と改善
- Suicaを乗り換え途中でなくした
- なくすと新幹線に乗るのがめんどくさくなります。クレカで再発行できたので大きな問題には至りませんでしたが、ボロボロのパスケースからSuicaのカードが落ちたことが原因だったため、パスケースを刷新しました。
- 予定していた山に登れなかった
- 弘前で19時以降の飯屋が見つからず暑い中歩き回ってる途中で足を捻りました。営業時間を考慮して早めの宿泊施設入りを心がけましょう。
計画と旅行中の変更点
下北半島(西側のほう)北端の大間岬(おおまざき)・津軽半島(東側の方)北端の竜飛岬(たっぴざき)・恐山の3箇所が主ターゲットで、現地レンタカーで運転しっぱなしは前提で。あとせっかく初上陸の県に行くので百名山一つを登りたいと考えました。
元々は2日目に八甲田山を入れていたのですが、台風の尻尾に撫でられて雨で3日目にシフトしました。さらに2日目の夜に足を捻って登山自体を断念しました。
行き先を一筆書きで巡らなきゃいけないと勝手に思い込んでたのですが、もう少し柔軟に差し替えて、1日目に登っておけばよかったと思います。
四国の酷道に懲りたので山道をあまり行ったり来たりしたくないな、と過度に忌避していたのですが、実際のところ十和田湖方面の道路は山道ではあるのですが比較的走りやすかったです。次は八甲田山リベンジしたい。
1日目
10:30 八戸駅
6時起きに無事成功して、新幹線で八戸へ。
新幹線で、お犬様をケージから出してしまう方とその隣に座った方が車掌にクレームをつけている席がすぐ近くで比較的緊張感にあふれた旅のスタートとなりました。
駅のまわりで写真を撮影していたらレンタカー事務所が混雑していました。まぁのんびりいきましょう。ペーパードライバーにとっては最初の走りだし10分が緊張感MAXなのですが、八戸は駅の周りも広々としていてありがたい限りです。
横浜「市」に住んでる身として気になってみちのえきに降りたりしてみたのですが、卯の花ドーナツも菜の花ドーナツも調査不足+お店が定休日で食べられず。次は食べよう。
14:00 大間岬
ひたすら車を北へと走らせまして、大間岬に到着です。
マグロの旬は寒い時期ではあるのですが、素直にマグロ丼をいただきます。おいしかったです。
南下しつつ下北半島の山の中へ入っていきます。
16:15 恐山霊場
途中、雨に振られつつ(慌ててたので写真がない)薬研温泉に立ち寄り、その後恐山へ。
恐山自体が活火山でありあちこちに火山性ガスが充満し、霊場に隣接する宇曽利湖は湖底から硫化水素が吹き上がりpH3.5とかのガチ酸性、土壌には高濃度の砒素と硫化水素が含まれていて生物がまぁ生きづらいことから独特の景観になっています。
写真や動画ではみたことがありましたが、実際に行ってみての「ここ現世じゃないかも」感はものすごかったです。
18:00 大湊
なんとなくの距離感で宿は大湊にとりました。某艦これのサーバー名にもある大湊警備府がかつて存在し、現在は海上自衛隊の大湊地方隊の共にある街でございます。
早めに晩御飯は食べたものの、寝るまで暇なので近所を回ってみることにします。日曜夜なこともあって人気は少なくあまり多くの店は開いてないのですが、どこか横須賀に似たものを感じました。(たいして詳しくないのですが)自衛隊基地がある港町には共通の雰囲気がある気がします。
遅くまでやっている(ありがたい)近くの飲み屋で馬刺し・みそ貝焼き・アピオスの素揚げをいただきます。
腹ごなしに港のまわりを散歩し、ホテルに戻ります。
2日目
7:30 釜臥山展望台
台風の影響で青森の東半分が曇り一時雨の中、探りながら車移動を開始します。
10:30 十和田
バラ焼きを食べに十和田まで南下します。いろいろ調べたのですが、バラ焼きは十和田から離れるほど店が(スマホからの検索では)見つからず、いろいろ調べた結果として十和田に直接行くのがよさそうという結論に至りました。
旅行全体を振り返っての印象になりますが、青森県は勝手に想像していたイメージほど青森市(くびれの中央)が中心ではなく、「八戸など南東・東側の文化」と「青森全域の文化」が併存しているんだな、みたいな印象をうけました。
食べ歩きになるだろう、とお腹を空かせ気味に調節して、北西端の竜飛岬に向かいます。(あとで弘前で晩御飯迷子になるとはこの時はつゆほども考えず…)
14:00 奥津軽いまべつ駅
15:00 竜飛岬
津軽半島を北上し、北端の竜飛崎に到着です。
大間崎と違って岸端に素直に寄れる地形をしてないのでカーナビの案内があってるのか心配でしたが、Google Mapの航空写真表示とにらめっこして向かいます。
駐車場に車を停めて、まずは津軽海峡冬景色ボタンを押しに行きます。
予想外の大音量に大笑いしつつ展望台にあがり、海の向こうの北海道を眺めた後、階段国道に向かいます。
めちゃくちゃ階段ですが国道らしいです。
というわけで、素直に岬という感じの大間岬と違ってネタに溢れる(楽しかった)竜飛岬を後にします。
16:30 十三湖
津軽半島を南下し、十三湖の西側を抜けていきます。
今思い返せばすでにここでしじみラーメン屋の閉店に間に合わず、すでに晩御飯を食べ損ねるアラート状態でしたね。
さらに南下して弘前へ。ひたすらまっすぐな道路で、風力発電が印象的でした。
18:30 弘前
ここからしばらく写真が撮られてなくて、夕暮れ+晩御飯屋が見つからず焦ってたのがよくわかります。弘前城もホテルも1枚も写真がありません><
18:00過ぎに弘前には入れていたのですが、その後ご飯を18:30に探しに出て、ラストオーダーに間に合わず、夏休み明け月曜で定休日が多く、運転を考えてお酒もがっつり飲むわけにいかないので飲み屋を避けていたら全然お店が見つからず。
店を探して歩き回っているうちに足を捻って痛めてしまい、最終的には諦めてコンビニ飯でした。無念。
3日目
11:35 十和田湖
足首を気遣いつつ、十和田湖方面の山道に突っ込みます。十和田湖、何か懐かしいバブル感のある観光地化された湖畔って感じでしたね。
日曜夕方の恐山宇曽利湖より、月曜午前の十和田湖の方が圧倒的に観光客が多いの、どういう構造なんですかね、秋田県側からいっぱい人が来てる?
乙女の像。全然下調べしてなかったんですが、高村光太郎作で結構「十和田湖が良い感じなので、良い感じの何かをつくろうと思ってつくった、いい感じにできた」という、珍しい感じの像であることを後から調べました。
13:30 酸ヶ湯温泉
十和田湖を出て、奥入瀬渓流を歩行者と自転車にビビりながら抜けつつ、酸ヶ湯温泉に向かいます。
どんな温泉かはググってみてください、ヒバ千人風呂で有名な歴史のある秘湯です。
バカでかい混浴の湯船棟があるのですが、湯元が違う2つの浴槽(四分六分の湯・熱の湯)があり、酸性の泉質にあわせた打たせ湯が別にあるもともとの特徴的な構造に、混浴をなんとか成り立たせるための追加構造・施設案内のあちこちに「運用」を感じられる唯一無二感があって、めちゃくちゃ興味深かったです。
今回の青森旅行では恐山と並んで最高の場所でした。
16:30 新青森駅
帰りの新幹線のきっぷを新青森にして、レンタカーの返却先もあわせたので新青森駅に向かいます。
いやー、新幹線の駅以外本当に何もありませんでしたね。八戸で良い際には八戸が良さそうです、覚えておきます。
まとめ
そんなわけで2泊3日の青森旅行でした。
天気やケガで予定通りの計画消化とはいきませんでしたが、事故もなく楽しい旅行でした。
ちょっと業務が忙しかったところから詰め込みの工程だったので体力的に不足感があったので、きちんと健康的な生活をしてないといけないなぁ、と思いました。
しかし暑かった…もう少し手加減してほしかったです令和さん。